NEXT CRAFTS GENERATION - Kanto Eleven Project

MEMBER

07.神奈川県
小田原木工ろくろ
もくのすけ

Profile

一人で営む小さな工房です。10年前に小田原漆器の轆轤(ろくろ)技術を学ぶために小田原に移住し、開業2年目です。お椀やお盆などの小田原漆器を始め、様々な樹種を使ってアクセサリーやインテリア小物などを制作しています。分業が一般的ですが、器の仕上げである漆塗りも自身で行っています。「ふだん使いできるもの・あると嬉しいもの・役に立つもの」をテーマに制作しています。

ものつくりの現在(いま)

昭和20~30年代ごろにはサラダボールの輸出で最盛期を迎え、昭和59年には通商産業大臣より「伝統工芸品」の指定を受けた小田原漆器ですが、現在では生産量、職人ともに数が少なくなってきています。全盛期には数百人いた木地挽きの職人も今では10名ほどになりました。そのほとんどが漆器の製造ではなく、寄木細工の加工などで生計を立てています。漆器の需要が伸びないから職人が減る、職人が少ないために小田原漆器の存在が薄れていっているという状況をなんとか打破したいです。

目指すさき

小田原が漆器の産地であるということを全国的に知っていただきたいです。そして小田原漆器の、素朴で飾らない美しさ、使いやすさをたくさんの人に感じていただきたいです。そんな小田原の漆器の魅力を広めることが漆器産業の発展につながり、新しい職人を生み出す機会にもなると思っています。毎朝のお味噌汁を小田原漆器のケヤキのお椀でいただく…という人を増やしたいです。